2009年11月20日

口髪(くちからじ)やまち

 髪は頭の意。

 この言葉は、親が子供をしかる(しつける)際に小言を言い続けて疲れる、

心身ともに悩み苦しむ様子を表します。

アンマーたちが子供をしかったりしつける時に使っていました。

私も「じーかじちかんぬー」(何度注意しても一向に反省の色が見えない)でしたので、

母はいつも心労して

「アーア」(ため息をつく)していました。


口髪(くちからじ)やまち

あまた寄言(ゆしぐとぅ)ん

肝(ちむ)に思(う)み染(す)まん

腕白小僧(うーまくわらばー)



( 山内範正・県うちなあぐち会名護支部副会長、“ちゅくとぅば”⑦、沖縄タイムス 11/19)
=おわり



執筆者については
http://michisan2.ti-da.net/e2865412.html



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Posted by ミチさん at 18:32│Comments(0)しまくとぅば
 
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