2015年02月12日
ヴァイツゼッカー氏を作れなかった戦後日本

これは沖縄県平和祈念資料館の展示室(平和メッセージ)に掲げられている大きなパネルだ。
20世紀に偉大な足跡を残した6人に囲まれて、沖縄の阿波根昌鴻さんがいる。
この7人の中で最後の生存者ヴァイツゼッカー元独大統領が1月31に逝去され、きょう国葬が執り行われた。
1985年5月8日の連邦議会の演説「過去に眼を閉ざす者は、未来に対してもやはり盲目となる」.が有名だ。
冷戦時代にドイツの戦争責任と民族の和解を進め、東西ドイツ統合、EU統合をけん引し、「ドイツの良心」と自国民から慕われた。そのブレない国家観は体制やイデオロギーの違いを超えて諸外国の人たちからも高く評価されている。
人類が共有すべき偉大な指導者をまたひとり失った。
現在の各国の国家指導者はどうだろう?
日本の安倍さんはどう見ても
“過去に眼を閉ざす者は、現在も盲目である” としか思えない。
1945年の敗戦国の日本とドイツ
その後の70年間でこんなにも大きな開きができてしまった。
隣国との和解が進まない最大の理由がここにある。
「日本の良心」と呼べる政治家(ボス)が果たして今後出てくるのだろうか?
いやいや 「立派なボス待望論」が間違っている。
立派なボスなんてそもそもいないんだ。
いるのは 「立派な子分たち」
立派な子分(国民)の中からしか立派な親分は生まれない

Posted by ミチさん at 01:03│Comments(1)
│国際
この記事へのコメント
アホですか。
こんなイアンブルマのクズのような本を持ち出して。
ワイツゼッカーはドイツでは欺瞞に満ちた人物とされていますよ。
無知とは恐ろしい。
こんなイアンブルマのクズのような本を持ち出して。
ワイツゼッカーはドイツでは欺瞞に満ちた人物とされていますよ。
無知とは恐ろしい。
Posted by やれやれ at 2020年07月24日 14:57