2009年01月06日

『タベキレル』

 ①「太郎は5人分の料理を1人でタベキレル」
 ②「太郎は納豆タベキレル」 のような2つの文。

 ウチナーヤマトゥグチでは、食べる能力があるという意味でどちらの文も使えます。

 標準語では、
 ①は最後までやり通すことができるという意味で、この形が使えます。

 ②のように能力を表す意味では 「食べきれる」は言えず、「食べられる」という可能の形で使います。

 「この水は飲める」 のように、水の特徴を表す場合は、 ウチナーヤマトゥグチも標準語と同じです。

(高江洲頼子・沖大教授、“ちゅくとぅば” ⑫、沖縄タイムス 1/5 )



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Posted by ミチさん at 23:53│Comments(0)しまくとぅば
 
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