2018年06月26日

DAYS JAPAN 2018.7月号

DAYS JAPAN 2018.7月号
表紙:Photo by Getty Images
ラップに包まれ温められたおにぎり。日本人にとってごく普通の日常だが、多くの先進国では、ラップに含まれるBPA(環境ホルモン)を懸念し、ラップを直接食べ物につけて温めることはない。日本はBPA対策は後進国である。


「DAYS JAPAN(デイズ ジャパン)」 6月20日 発売号目次
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281680978/b/1684695/ap-i-open24hours


特集
「使い捨てプラスチックを止めるべき、深刻な理由」

1プラスチックごみだらけの海
2体を蝕む環境ホルモン

文/山田豊文さん(杏林予防医学研究所所長)、プラスチックフリーの生活を提唱するベス・テリーさんほか

プラスチックが地球を脅かすーー。いまこの問題に、世界各国が本気で取り組み始めている。使い捨てプラスチックの全面禁止に乗り出す国が出てくる中、日本はレジ袋の規制さえ後進国だ。
さらにプラスチックには、ごみとなって海を汚染するだけではないもう一つの問題がある。
プラスチックに溢れた生活を送る私たちは、さまざまな健康被害をもたらす 「環境ホルモン」(内分泌かく乱物質)を取り込み続けているのだ。
特に今回注目するのは、あらゆるプラスチック製品の製造過程で使われているBPA。これは、カナダでは有毒物質とされており、フランスはじめ各国では使用や製造において厳しく規制がされている。がしかし、一方で野放しの日本。プラスチックがもたらす健康への影響について詳細報告。
プラスチック製品に頼らない暮らしを送るための28の方法も収録!

特集2
パレスチナ分断されたアイデンティティ
米大使館エルサレム移転の日、パレスチナ人が非武装で闘った意味

写真・文/広河隆一(本誌発行人)

イスラエル建国により土地を奪われアイデンティティを分断され続けてきたパレスチナ人。
米トランプ大統領は、米大使館のエルサレム移転を、イスラエル建国から70年の日に決行した。 この日、怒りと抵抗を表すためにイスラエルとの国境沿いに集結した多くのパレスチナ人はしかし、イスラエルの銃口を前に、非武装のまま立ち向かった。そしてこの戦いで子どもや看護師を含む62人がイスラエル兵の攻撃で亡くなった。彼らはなぜ非武装で闘ったのか。国境沿いでの闘いの様子と、パレスチナを50年以上取材し続けてきた広河隆一が見た、パレスチナ難民発生から70年目の日を紹介。


ほか写真特集
「三里塚の今 農地と生きる人々」
写真・文/平井茂(ドキュメンタリー・フォトグラファー)

「一方的な退去通告 京大吉田寮」
写真・文/森岡剛洋

「聖なる女性たち 世界のシャーマン」
写真・文/アンナリーザ・マルチオナ

現場で殉職したフォトジャーナリスト
シャー・マライが夢見た平和なアフガニスタン
写真/シャー・マライ/AFP/AFPBB News


連載

・コラム「編集委員おしどりマコ・ケンの実際どうなの⁉」
私たちが支えなきゃ! 東電の「集団訴訟バラバラ作戦」がとにかくひどい!

・コラム「斎藤美奈子のOUTLOOK」
日大アメフト部に見る 日本の組織の軍隊的構造


・映画×テレビ×ドキュメンタリー(21)
「人生の始まりと終わり。生ある者たちの生き様」
文/橋本佳子(プロデューサー)

・フェアトレード×選択(18) ネパール発   話/有限会社シサム工房
「支援じゃなくて仕事がほしい」
現地自生のイラクサ製の手編み帽子


・DAYSフォローアップ DAYSは今日も営業中!

・営みの地球
アメリカ
ペルーから来た羊飼い
写真・文/ソフィア・ジャラミロ

私の取材機材 よしのゆうすけアブドゥルモナム・イッサ

新刊のご案内

編集後記


タグ :DAYS JAPAN

今帰仁城跡ガイドでつくる「今帰仁グスクを学ぶ会」
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Posted by ミチさん at 18:25│Comments(0)書籍
 
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