2009年08月29日
今帰仁グスクから お知らせです その2
祝 国史跡「今帰仁城跡」拡大追加指定 決定
沖縄県内最大規模の史跡へ
沖縄県内屈指の名城として知られ、世界遺産に登録されている今帰仁城跡は、琉球王国が誕生する以前、沖縄が三山(三つのクニ)に別れていた時代の北部地域の拠点となっていた北山王の居城です。
今から約700年前に築城され、1609年の薩摩侵攻で実質的な廃城になるまで利用されたグスクで、その魅力はなんといっても王城として栄えた雄大な姿を城壁に見ることができます。また城から望む景観も魅力の一つです。
去る7月23日に国指定史跡として告示され、その城下北側に広がる11.5ヘクタールが新たに史跡地域として追加されました。これによって、史跡全体の面積は約19.5ヘクタールとなり、県内でも最大規模の史跡となりました。
今回追加指定地となった今帰仁城跡周辺には、城と一体となる貴重な集落跡や拝所が点在していますが、このことはまだあまり知られていません。そこで今回は追加指定された地域について、私たち「今帰仁グスクを学ぶ会」のメンバーがご案内いたします。
~ ご 案 内 ~
2009年7月23日、今帰仁城跡の追加指定が決定しました。
私たち「今帰仁グスクを学ぶ会」では、これまで今帰仁城跡の石垣に囲まれた城郭内の案内を主に実施しておりました。
今回のこの追加指定を受けて、今帰仁城跡の城郭外の地域の集落跡や石積み遺構、拝所など見学を希望される方は、是非今帰仁城跡までお越し願えれば幸いです。
私たち「今帰仁グスクを学ぶ会」は9月1日から試験的に、モリタリングツアーとしてお客様を実際に案内することを予定しております。少ないスタッフで対応しますので、案内は完全予約制になっております。現在まだ余裕がございますので、是非多くの方のご参加をお待ちしております。
今帰仁城跡の場所はここ

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Posted by ミチさん at 23:57│Comments(0)
│今帰仁村