「ル・コルビュジエ建築作品」国立西洋美術館、世界遺産登録決定
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00330710.html (FNN動画)
世界遺産委員会開催中のトルコで起きたクーデタにより、2016年の世界遺産委員会が予定を2日早めて17日に終了しました。
新規登録物件の審議を中断して終了することも考えられましたが、 新規登録物件の審議までは何とか終えて、 残りは10月にパリで開催される臨時の世界遺産委員会に持ち越しとなりました。
この世界遺産委員会で、12件の文化遺産、6件の自然遺産、3件の複合遺産が登録され、
合計では21件増の
1,052件となりました。
また、ミクロネシア連邦とアンティグア・バーブーダから新たに世界遺産が誕生し、
世界遺産を保有している国は、192加盟国中
165カ国となりました。
危機遺産の登録数は、危機遺産リストへの新規追加が8件、リストから脱した遺産が1件で、 合計では
55件です。
詳細はこちら →
http://wha.or.jp/?whablog=14657
今回危機遺産リスト入りした遺産は以下の8件です。
1.『ジェンネの旧市街』(マリ共和国)
2.『シャフリサブズの歴史地区』(ウズベキスタン共和国)
3.『ガダーミスの旧市街』(リビア)
4.『キレーネの考古遺跡』(リビア)
5.『サブラータの考古遺跡』(リビア)
6.『タドラールト・アカークスの岩絵遺跡群』(リビア)
7.『レプティス・マグナの考古遺跡』(リビア)
8.『ナン・マトール』(ミクロネシア連邦共和国) ※ 世界遺産登録と同時に危機遺産リストに記載されました。 気候変動に対処する遺産保護が求められています
危機遺産リストを脱したのは、
『ムツヘタの歴史的建造物群』(ジョージア)だけですので、危機遺産の総数は55件になりました。
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