天(ていん)と―目当(みやー)てぃ
「天とー目当てぃ」とは、天と空を目当てに行動する、の意。
基盤型の汀間集落はフクギ垣で被われて、昼でも薄暗いほどでした。
暗闇の夜道は一歩も見えず、
ハブがいるのでは、
幽霊が・・・と
「
恐るはぬ 目ぐるぐる ひちょーてぃ」(恐いので、目をキョロキョロさせて)フクギのすき間から見える、
明るい天、
空を見上げて一目散に走ったことでした。
汀間(ていま)ぬすーじ道や
フクギ打ち被(かん)てぃ
暗闇ぬ夜道(ゆみち)
天とー目当て(みーやてぃ)
( 山内範正・県うちなあぐち会名護支部副会長、“ちゅくとぅば”⑥、沖縄タイムス 11/18 )
執筆者については
http://michisan2.ti-da.net/e2865412.html
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